HISTORY
沿革- 2024
- 株式会社マーブル発足
(東京コンピュータサービスを存続会社として、コンピュートロン株式会社、エヌ・ティ・ティ・システム開発株式会社、ユニシステム株式会社、ハイテクシステム株式会社、シグマトロン株式会社、インターネットウェア株式会社、株式会社サイプレス・ソリューションズ、アンドール株式会社、株式会社アイレックス、株式会社テクノ・セブン、TCSビジネスアソシエ株式会社、TCSビジネスソリューションズ株式会社の合併を行い、株式会社マーブルへ商号変更)
- 2023
- インテグラル株式会社と資本業務提携
- 2021
- 創業50周年を迎える。50周年社史を上梓
- アンドール株式会社、株式会社アイレックス、株式会社テクノ・セブン完全子会社化
- 2018
- 創業者 髙山允伯 逝去
- 2013
- 株式会社サイプレス・ソリューションズと資本業務提携
- 2007
- 武藤工業株式会社は持株会社体制へ移行し、MUTOHホールディングス株式会社に商号変更。事業承継会社として、武藤工業株式会社を新設
- 2005
- 東京コンピュータサービス株式会社は持株会社体制へ移行し、TCSホールディングス株式会社に商号変更。事業承継会社として、東京コンピュータサービス株式会社を新設
- 東京コンピュータサービス株式会社の本社を中央区日本橋に移転
- 2004
- 株式会社アイレックスと資本業務提携
- 2003
- 株式会社テクノ・セブンと資本業務提携
- 株式会社企業創経研究所(現:TCSビジネスアソシエ株式会社)を設立
- 2001
- アンドール株式会社と資本業務提携
- 1999
- 武藤工業株式会社(現:MUTOHホールディングス株式会社)と資本業務提携
- ムトーテクノサービス株式会社(現:ムトーアイテックス株式会社)がグループ加入
- 1998
- Total Computing Solutions of America, Inc.を設立(アメリカ・カリフォルニア州)
- 1995
- インターゲイト株式会社(現:インターネットウェア株式会社)を設立
- 1994
- 東京コンピュータサービス株式会社の本社を千代田区九段北に移転
- 1990
- 有限会社不二電機製作所(現:シグマトロン株式会社)と資本業務提携
- コムシス株式会社を設立
- 1989
- ハイテクシステム株式会社を設立
- 1987
- 東京コンピュータサービス株式会社の本社を千代田区神田神保町に移転
- 1986
- 東京コンピュータサービス健康保険組合(現:TCSグループ健康保険組合)を設立
- 1984
- エヌ・ティ・ティ・システム開発株式会社を設立
- コンピュートロン株式会社を設立
- 1982
- 日栄ユニシステム株式会社(現:ユニシステム株式会社)を設立
- 1974
- 東京コンピュータサービス株式会社(TCSホールディングス株式会社)を設立(社員20名)
- 1971
- 髙山允伯が千代田区駿河台にて創業(社員7名)
TCSグループを創業し、多角的な企業グループへと成長させた髙山允伯。その75年の歩みをご紹介します。
TCSグループ創業者である髙山允伯は、1943年(昭和18年)2月、群馬県勢多郡富士見村原之郷(現 前橋市富士見町)に生まれました。富士見村は赤城山南麓に広がる農村であり、米・麦・野菜の生産、そして養蚕が盛んな地域でありました。髙山家は、原之郷の地で代々農業を営む家系であり、幕末から明治にかけ ての当主 髙山伴六は寺子屋を開いて地域の子ども達の教育にあたったとされています。
髙山允伯は、人生の多感な時期を戦後の混乱と復興の中で過ごします。幼少期より財界人の伝記を好んで読み、実業家を志しました。前橋高校を卒業後、早稲田大学進学により東京へと移り住み、当時は珍しい学生起業家になるなど、その道を模索しました。
1971年に、東京コンピュータサービス株式会社(現TCSホールディングス株式会社)を創業します。業界の黎明期より一意専心、ソフトウェア開発事業の拡大に邁進し、全国にネットワークを持ち、あらゆる分野のソフトウェア開発を行うソフトウェア企業グループを築き上げます。
1999年頃からは、ソフトウェア開発事業の拡大のみならずM&Aにより異業種の企業群をグループに加え、電子機器製造、商社などを手掛ける多角的な企業グループへと成長させました。
晩年に至ってもその事業意欲は衰えることなく精力的に経営の舵を取り、2018年5月、現役のまま75年の生涯を全うしました。
「我が人生にバックギアなし」という本人の言葉からうかがえるとおり、幼い頃より愚直なまでに前を見据え、進み続けた人生でした。
時代の趨勢を見極め、当グループを力強く導いたその生涯は、まさにTCSグループ発展の歴史そのものであると言えます。